こんにちは、今回は絵本の定期購読「童話館ぶっくくらぶ」のメリットやデメリットについて書いてみます。
目次
童話館ぶっくくらぶって良くないの?元会員退会後の口コミ
我が家は退会するまで約10年間、義母からの定期購読ギフトとして童話館に入会していました。
童話館のパンフレットを産院でご覧になったことがある方も多いのではないでしょうか?
童話館とは?
子どもと電子メディア
童話館では長い間、電子メディア(テレビやゲーム、パソコン、スマートフォンなど)が与える子どもや家庭への影響について、繰り返し伝えてきました。
親子のふれあいが特に大切な乳幼児期には、できるだけテレビを消して、スマートフォンを置いて、静かな時間を作りましょう。
そのなかで、ひざに抱っこし、肌のぬくもりを感じながら、絵本を読んであげる大切さを私たちは伝え続けています。
出典:童話館ぶっくくらぶホームページ
上記はホームページからの抜粋ですが、産院においてあるパンフレットにも同様なことが記載されています。
正直この冊子のインパクトがキツすぎで多少警戒していたので、プレママ時にはクレヨンハウスの配本制度を利用することを考えていたのです。
しかし義母が息子へのギフトとして童話館に定期購読を依頼してくれたため、必然的に童話館ぶっくくらぶの配本を始めることになりました。
らそりん
童話館にして正解、本当に多くの良書に恵まれました
本棚に良書が増える!童話館ぶっくくらぶのメリット
- 毎月、絵本が送られてくる喜び
- 一貫して質の高い本が送られてくるので、絵本選びに悩まないですむ
おばあちゃんからのギフトとしての配本でしたので、息子はもちろん私自身も絵本が届くたびに温かい気持ちになることができました。
童話館ぶっくくらぶで配本される絵本はとにかく質が高いです。”安心して読み聞かせできる絵本”が届く信頼度や満足感の高さについては自分自身の経験として、おすすめできます。
また小さな頃は図書館通いもなかなかハードルが高いので、出かけずとも配本されるシステムは心強かったです。
解約後の本音 童話館ぶっくくらぶのデメリット
- 小学生向けになってくると本のテーマが変わってくる
- 冊子に記載されている親子エピソードの意識が高すぎる
- 毎月の定期購入代金が高額である
小学生になると届けられる本の印象が変わってしまう
童話館ぶっくくらぶは0才〜15才までが対象者となっていますが、元会員としては0才〜7才までがとくに重要な時期と位置づけらているように感じました。
絵本を与える親側からみても楽しいだけでなく、情緒や教育しつけにおいても納得できる本ばかりだったので安心して読み聞かせができました。
問題は小学生以降の配本リストです。素晴らしい本であるのは事実なのですが「楽しい」という要素が極端に少なくなってしまうのです。
幼少期には「多様性を重んじてのびのびと!」という視点で選定されていた(ように感じる)本が、突如として「良い子ちゃんでいなさい!と道徳的なもの」に変化してしまった印象を受けました。
そして本のページのボリュームが極端に増えることにも息子はとまどい、配本される本に興味を失っていきました。
読み聞かせるような類の本でもないので親も手をつけられず、綺麗なままの本が積み上げられていき…正直最後の数年は惰性で続けていただけです。
配本を始めてから最初の数年の間に2度ほど、童話館の方から「困ったことはないか?」と電話をいただき感動しました。
けれども冷静に考えると小学生になってからの方が「本のアドバイス」的なケアがほしかったです。
キラキラエピソードに絶望感を抱くことも
会員向けの冊子が配本とともに毎月送られてくるのですが、この冊子もなかなかのクセものでした。
冊子は産院向けと同じような”絵本の素晴らしさや電子メデイアへの危機感を伝えるページ”と”会員からのお便りコーナー”で構成されています。
この冊子を育児がうまくいっていないときに読む絶望感ときたら…
「なんで私はスマホ見せちゃうんだろう。なんで私は子供を叱ってしまうんだろう」等々、冊子の中のキラキラ育児報告を見るたびに気が滅入りました。
もちろんポジティブなときに読めば本当に素晴らしいことが書かれていてタメになるので、童話館に罪があるわけではないのですが…。
冊子については「他の配本システムだったら、ここまで感情を右往左往させられることはなかっただろうなあ」というのが元会員としての本音です。
そんな絶望した経験を踏まえて「赤ちゃんや幼児期の読み聞かせってママ・パパも一緒に楽しむモードのお気楽なもので大丈夫!」という話もブログに書いてみました。
「プレママさんに読んでもらえたら嬉しいな〜」と思って、がんばって書いてみた記事です。読み聞かせや育児にプレッシャーを感じている人が読んで心が軽くなってもらえたら、ブログを始めた甲斐があるな〜♪って思ってます。
まとめ
童話館ぶっくくらぶなら良質な絵本が毎月自宅に届いて、読み聞かせてあげることができます。
赤ちゃん期に「ママが選ばずしも安心して良書に出会えた」という意味において、ぶっくくらぶには本当に助けられました。
子供たちが小学校高学年になった今でも、私のところに「ママ読んで〜」と持ってくるのは童話館で幼稚園前後の頃に配本された絵本ばかりですよ。
メディアについての姿勢は頭の片隅にいれておきながらも、つらいときにはメディアに助けてもらう日があっても良い!と個人的には感じています。
らそりん
ゆる〜く読み聞かせしてあげるだけでも息子達は幸せそうでしたよ!
まだ小さいお子さんのいるママパパさんが笑顔で読み聞かせをできますように…。
ママ〜 スモールさん読んで〜
パンくん