1冊の本との出会いが自分のマインドまで変える。本にはそんな力がありますよね。今回は2023年に出会って良かった本の話をしてみます。
目次
ウー・ウェンさんの本を読めばシンプルおしゃれライフが引き寄せられるかもしれない話
新婚時代、始めて買ったのはウー・ウェンパンという、ウー先生のオリジナルフライパンでした。ちなみにウー・ウェン先生とは…
ウー・ウェンとは
北京生まれの北京育ち。北京師範大学英文科を卒業し、国営企業を経て1990年に来日した。日本人のアートディレクターと結婚、一男一女の母である。1996年に雑誌に掲載した「北京の小麦粉料理」が評判となり、翌年に中華料理研究家となる。
wikipediaより
私が最初に手に取ったウー先生のレシピ本も確か小麦粉料理でした。ウー・ウェンパンがとっても使いやすかったことから、ウー先生を知りレシピ本にたどり着いたのです。
ただ、すぐに子供が産まれて料理に凝るどころではなくなってしまい、中華料理も習得せずに現在にいたってしまいました。
料理は苦手だけど本屋さんのレシピ本コーナーが大好きな私。ある日、目にとまったのが10品を繰り返しつくりましょうという名のウー先生の本でした。
タイトル通り、同じ料理(同じスタイル)を繰り返しつくることによって料理が上達するコツがわかるよ、というもので、レシピ本というよりはエッセイ本に近いものです。
参考に作ってみた「野菜一種類の炒め物」に完全にノックアウトされました。まだ独身の頃、今では名前も忘れた中華料理のお店で青菜炒めを食べて衝撃を受けたことがあり、それ以来、その味を再現すべくチャレンジしているのですが、いまいち失敗ばかり。
昔の私はウー先生のレシピも参考にして青菜炒めを作ったことあるはずなのですが、その時は味を再現はできなかったのです。
今回、美味しくできたのは、私の料理スキルがあがったというよりは、ウー先生のレシピの伝え方が昔よりさらにわかりやすくなっているのだと思うのです。
たかが青菜炒め、されど青菜炒め。どんなに有名な先生のレシピで作っても再現できなかった味が、今回限りなく近づけたのは”ウー先生が語るように書いてある”この本のおかげです。
実際、今回もまた、すべての美味しさを私のテクで再現できたか?というとそうではなく、数品に1品が凄く美味しくできる。
たぶん、それは隠されたテクニックとか・調味料を入れる間とか、そういったものが私に備わってないから。そして、ウー先生のように味覚が研ぎ澄まされていないからだと思います。
そう感じたのは10品を繰り返しつくりましょうに感化され購入したもう1冊の本、本当に大事なことはほんの少しと合わせて2冊のウー先生の本を読んだからです。
この2冊の本はレシピというより、まさに哲学。シンプルで大切な金言の数々がちりばめられています。
例えば、本に書いてあった「ゆで鶏」を私が作ってみても家族の評価はイマイチ。それはレシピのせいではなく、私や子どもたちの舌が、もっと味の強いものに慣れてしまっているからだと思うのです。
ウー先生のように、シンプルな調味料・冷たいものを摂らないなど、自分の五感を研ぎ澄まされていると、お野菜スープの美味しさがちゃんとわかる、そんなことが「いつでも表のウーですよ」という裏表のないウー先生の率直な言葉であれこれ綴られている2冊です。
本当に大事なことはほんの少しは料理だけでなく「暮らしをシンプルにしたい」と考えている方に、とくにおすすめの本です。
「拭く」という行為が大嫌いな私が雑巾がけしたくなる。老眼鏡をおしゃれとして取り入れる、など、ウー先生は意図してないかもしれませんが、シンプルおしゃれライフを学ぶ書としても有用な一冊なのです。
蒸し料理が身近になる方法
ウー先生の本でも繰り返しすすめられているのが「蒸し料理」を取り入れること。基本的に素材を蒸すだけの作業は、他の料理をしている間に、火にかけるひと手間で済みながら、栄養も満点な調理方法なのでおすすめだよ、という主旨のものです。
これはスコープさんでも提唱されていますよね。憧れのあの和蒸籠です。
ウー・ウェンパンは蓋が丸みを帯びているので、蒸し器としても使えるようになっています。
和蒸籠もウー・ウェンパンも便利なのですが、ちょっと場所を取るのが難点。「蒸し生活」を気軽に取り入れるなら、やっぱりおすすめなのはHALムスイkingの無水鍋です。
20cmなら、鶏肉1枚やじゃがいも4個位の単品を、何も考えず火にかけておくだけで良いです。例えば蒸したじゃがいもは、当日はポテサラ、次の日は味噌汁、また次の日はコロッケと大活躍。
24cmなら蓋を下にして、野菜や魚・肉など彩りよく入れて蒸しあがったら、そのまま蓋を皿にして食卓にだせちゃいます。
kingのお皿は蒸し料理だけじゃなくステーキ焼いてそのまま食卓みたいな使い方もできて本当に便利。ウー・ウェン先生が提唱するシンプルな料理にも本当にぴったり合うので、個人的にはウー・ウェンパンよりも、king無水鍋とウー先生の上記2冊の本のセット購入がおすすめです。
ホットクックで蒸し料理が身近に
ウーウェンパンもkingの無水鍋も調理途中で火力の微調整が必要になる(圧がかかったあと弱火にする)のが唯一の難点。完全自動で蒸し料理を取り入れたい場合はホットクックが良い!
とはいえホットクックは高価なので、いざ購入となると勇気がいる…そんな時におすすめなのがホットクックのレンタルをしてみること!ナニワレンタルなら様々なサイズのホットクックの中から選んでレンタルできるんです。
4人家族だからといって必ずしも4人用のホットクックが調理スタイルに合うとは限らないので、豊富なサイズの中から選んでレンタルできるのは凄く助かる!!
もちろんホットクックだけではなく、あらゆる商品をレンタルすることが可能!このブログ的には空港受取りができる商品があるところも、めちゃくちゃ推しポイントです!!
ふきんについて
ウー先生の本の中で提唱されているのが、1枚のふきんでキッチン周りのあらゆるものを拭けますよということ。飛鳥ふきん、というものがおすすめらしいです。
スコープさんでは、対象的にティータオルや手ぬぐい等いろんなものがすすめられていて、どちらの使い方も魅力的。(新色ジェットブラックも登場)
最近、自分的にたどり着いたのは、スコープさんの柄物手ぬぐいで手を拭き、無地の手ぬぐいでお皿を拭く2枚使いです。
白い手ぬぐいに関しては今のところ、家にある白っぽい手ぬぐいを皿用ふきんにしているのですが、そろそろなくなるので、2024年は安くて良い白手ぬぐいをAmazon楽天で探し出すのがミッション。今から楽しみです。
最後に、最近ママの料理スキルが少しあがったことに気づいてくれたパンくんが放った言葉をご紹介
パンくん
ウー先生、マジすごい
以上、2023年に購入して良かった本の話でした。