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洋画を愛するなら動画配信サービスはネトフリ一択!理由は凄すぎるオリジナルドラマの数々
いきなり自分語りで恐縮ですが、私にはTSUTAYAでVHS(!)がレンタルされていた時代に洋画を見まくっていた過去があります。
タランティーノが最も輝いていた時代に映画館に通い、神保町まで遠征しクラシック映画のパンフレットを買いまくったりしていました。
けれども子供が産まれワンオペ育児に追われ、すっかり映画との距離ができてしまったんです。
そんな私にまた映画の楽しさを与えてくれたのが2015年日本に上陸したNetflix通称ネトフリでした。(ちなみに昔は月会費が650円だったんですよ!)
まず私がNetflixに魅力を感じたのがほとんどの海外映画とドラマが日本語吹替バージョンを選択できたことです。
当時は未就園児を育児中だったので字幕物の映画をゆっくり見ている時間などまるでありませんでした。
そんな中でも家事の合間にサクッと見ることができる海外のシットコムの日本語吹替などが自分とフィットしていたのです。
ただし、そんな理由でNetflixが天下を取れた訳ではないと思います(笑)
ネトフリが他のどの動画配信にも変えがたい魅力を持つようになった理由…それがNetflixオリジナルドラマ&映画の数々ではないでしょうか?
大物ハリウッドスターが映画作品と変わらないスケールでオリジナルドラマや映画に出演しているのです。
こんな日が来るとは…!
タランティーノ世代の私的NETFLIXオリジナルドラマ3選
大好きなNetflixオリジナルドラマの私的おすすめ作品3選を今日は勝手にご紹介しちゃいます。
1:グレイス&フランキー
とにかく大好きなのがグレイス&フランキーです。
主人公はシニア世代の女性2人!
ジェーンフォンダはハリウッドの大女優でありながらエクササイズビデオを発売したり活動家としても有名だったりと多面性のある大スターです。
一方のリリーはビッグネームとはいえ、どちらかというと大物の脇役といったポジションで私生活ではLGBTの先駆けともいうべき存在としても知られています。
そんな2人のそれぞれのバックグラウンドも作品のエッセンスとして散りばめられて、それを本人達もわかったうえで楽しく演じている様子が伝わってくるんです。
リリートムリン演ずるフランキーはまさにリリーが今まで演じてきた変人の集大成ともいうべきキャラクターになっているのですが、最強に素敵!
こんな、ぶっ飛んでるおばあちゃんに会ってみたいものです。
おばあちゃんとはいえ、この物語の良いところは孫や子供なんかほぼ関係ない自己中心的なストーリー展開なんですよね。
いろんなことに遠慮が一切ない潔さが同じ女性として爽快なんです。
万人向けとは言えませんが70年代〜90年代にかけてのハリウッド映画をたくさん見ていた映画ファン特に女性には絶対おすすめの作品です。
2:ザ・クラウン
こちらは今やNetflixを代表するオリジナルドラマと言うべき作品です。とくに最新のシーズン4は賛否両論で注目の的になっています。
多分、原因はシーズン4でダイアナが登場したからですね。
みんなが知っている名前がたくさん出てくるにつれて史実と違うじゃん!というツッコミが増えてきているのです。
シーズン1からのファンとして言わせてもらうなら、そもそも今までのシーズンでも史実にはない話が多々散りばめてあります!
なので、多分主役のエリザベス女王にしてみれば「何を今更?最初から私であって私じゃないのに」って感じているのでは…
私のおすすめの見方はあくまでフィクションとして見ることです。
ただし「エリザベス女王がその生涯のすべてをイギリス国家にささげている」のは間違いなく事実であり、その凄味こそがザ・クラウンという作品の根幹ではないでしょうか?
こういう「覚悟」みたいなものって実は女性の方があるんじゃないかなぁと私は密かに感じています。
だから国の代表や国家元首が女性であることは意外に良いことでは?と思うのですが、いかんせん家族が邪魔になるのはどこの世界でも同じようで…
ザ・クラウンの中でも夫フィリップ殿下の扱いを女王が常に気遣っていることが繰り返し描かれています。これって女性が社会進出する際の足枷になるそのものですよね。
女王でもパートの主婦でも悩みどころはおなじだったりするのねぇ…と身近に思える瞬間があったりするところも楽しみ方のひとつになっています。
最新のシーズン4では、もう一人の女傑サッチャー首相も登場そして去っていきますがサッチャー役を演じているのはジリアンアンダーソンです。
といってピンとこなくてもXファイルのスカリーだよ!と言えばエッ!と驚くのではないでしょうか?
私は最初全然気付かず見ていて、メリル・ストリープが映画で演じたサッチャーを上回ってるけど誰だろう?と調べたらジリアンの名前が出てきたので驚きましたよー!
ザ・クラウンの登場人物は満遍なく人間味があって素敵なのです。
そんな中でも私が好なのは出演者の中でも1番ネームバリューが高いヘレナボナムカーターが演じるマーガレット王女がフューチャーされたパートです。
映画「英国王のスピーチ」ではマーガレット王女のお母さん役だったので、その辺のバックグラウンドをあてはめながらみられるのも楽しいですよね。
ザ・クラウンは映画ファン、そしてコスチュームプレイものが好きな方にピッタリの作品です。
3:ユニークライフ
私は人生ベスト5に入るほどトゥルーロマンスという映画が好きなのですが、その映画に出演していたマイケルラパポートがパパ役です。
そして80年代から90年代にかけてのやさぐれ女優ジェニファージェーソンリーをママ役にもってくるという配役の妙がもうたまらなく良い!
物語の主人公は自閉症の高校生。でも全然お涙頂戴ものじゃなく楽しいんです。まさにユニークライフ!でも時々めちゃくちゃ考えさせられる、そんな作品です。
下ネタ満載なのでまだ子供達にはみせていないのですが、あと数年経ったら絶対に見せて何かを感じとってもらいたいなと思っています。
主人公の妹役ブリジェット・ランディ=ペインは売り出し中みたいで、なんとあのビルとテッドの大冒険の最新作ではビルとテッドの娘役で出演するようですよ!
ちょっとキーラナイトレイを思わせる少年ぽい美貌の持ち主なので要チェックです。
子供を持つ親としては、主人公の親友ザヒードのような一見心配だけど実は頼りになる唯一無二の親友が息子達にもできれば良いなぁと願うばかりです。
まとめ
Netflixのオリジナルドラマは満足感が高い作品ばかりがラインナップされているので、是非チェックしてみてください。
スマホの動画配信に慣れない方は、低価格で映画三昧を実現できるFire TV Stickを導入することもおすすめですよ!