テレビをつけるとGoToトラベルキャンペーンの話題がニュースになっている今日この頃!コロナで諦め掛けていた私の旅行にいきたい熱も再燃してきました。
けれども、いざ旅行予約をしてみようかな⁉︎と調べてみるとニュースにはでてこない子連れ旅行の落とし穴がいくつかあったのです。
今日は私が落ちそうになったGoToトラベルキャンペーンの落とし穴と考えてみた回避方法について書いてみます。
GoToトラブルを避けるために!GoToトラベルキャンペーンの落とし穴とその回避方法を考えてみた
お得度のチェック
まずはGoToトラベルキャンペーン(以下GoTo表記)が子連れ旅行にとってどの程度お得かということについてです。
羽田ー沖縄 家族4人3泊4日週末旅だと通常20万円〜30万円のパックツアー料金が相場だと思います。
家族4人しかも小学生高学年以上は航空券料金も大人設定になるので結構なお値段ですよね(涙)
今回はツアー代の基準値を200,000万円と考えて価格をみてみることにします。
20万円が通常料金のパックツアーの場合、GoToトラベル割引を利用すると単純計算で支払額は約130,000円になり地域共通クーポン券が30,000円もらえます。

ですからポイ活でポイントやマイルを貯めている私にとっては魅力しかないようなお得なキャンペーンなのです。
落とし穴とは?
そんな魅力的なGoToですが手続きを進めてみると子連れの私には落とし穴がいくつかあったのです。
落とし穴 その1 キャンペーン期間
地域クーポンがついて実際使い始めようと思うことができるようになった期間は10月〜1月末です。秋から冬ですね。
観光の秋ではありますが、この時期は子連れだと意外に旅行しづらいのです。
なぜなら秋は学校行事が多く、冬は学校で風邪やインフルエンザが流行する季節のため旅行計画がキャンセルありきのものになってしまう…

インフルエンザなどの診断書があればキャンセル料が免除されることもありますが、今回は診断書等適用外の自己都合としての落とし穴について考えてみます。


落とし穴 その2 キャンセル料の表記
多くの旅行予約のキャンセル料の記載が「雑すぎ」な印象を受けました。
【各サイトのキャンセル料表記の例】
- 今ならキャンセル料無料 → 実際は「今すぐキャンセルすれば無料」なだけで出発7日前から20%程度のキャンセル料が発生する場合が多い
- 宿泊キャンセル保険がつけられる → 保険つけても自己都合の場合は結局キャンセル料が発生する
こちらは陸マイラーや旅行好きな人々にとっては見慣れた落とし穴ですよね!
でも「GoToだから行ってみよう!」と思いたって予約を入れた旅行者にとっては誤解を与えかねない表記の仕方ではないでしょうか?

落とし穴 その3 キャンセル料の設定の仕方
こちらも、よく考えれば当然なことですがキャンセル料は実際に支払うGoToクーポン割引後の支払額ではなくキャンペーン前の価格に対して発生します。
先ほどの沖縄旅行の支払額を例にとってみるとキャンセル料が20%かかる場合は
- 本来のツアー価格300,000円に対するキャンセル料 → 40,000円
- GoToクーポンを利用して実際支払う額130,000円に対するキャンセル料 → 26,000円
と実に14,000円もの開きがでてしまいます。宿泊日が近づいてからのキャンセル料率はもっと高くなります。
キャンセル料が割引後の支払額に対してだと思っていた場合のショックはいかほどかと…
落とし穴 その4 地域共通クーポンの支払い方法
上記の沖縄旅行の例だと地域共通クーポンが30,000円分もらえます!
宿泊予約の仕方にもよりますが、1度の会計に30,000円全額使用することも可能です。
すなわち食事代やらアクティビティ代やらにこのクーポンを利用すればよりお得に宿泊できるという素晴らしいシステムです。
けれども、この地域共通クーポンが電子クーポンの場合1度にスキャンできるのは5000円までなので3万円を1会計で利用する場合はレジで6回もスキャンする必要があるようなのです。
▼公式ページをみてみると1スキャンごとにそれなりの手間がかかりそうな雰囲気…
出典:GoToトラベル公式ページ
30,000円分を全てホテルのチェックアウト精算にしてしまった場合などは、会計時にバツの悪い時間が流れるのが目に浮かびます。
おまけにシステムエラーなどにあたってしまいチェックアウトに大行列など起こしてしまった日には、悲しい思い出の旅行になってしまう悪夢が浮かぶ…
追記
実際に電子クーポンを使用してきました。旅館のお土産さんで会計前に突如画面がフリーズするトラブルが発生!原因は旅館のWifiが上手く拾えなかったことです。
私は自分ですぐに気がつきwifiモードをオフにして事なきを得ましたがレジのおばさまはパニクってました。
初歩的なミスでしたがゲストも会計担当の方も両方が慌ててしまったら本当に行列になってしまうだろうなぁと感じた場面でした。
落とし穴の回避方法
恐れているだけでは始まらないので落とし穴の回避方法を自分なりに考えてみました!
回避方法 その1 直前予約
子連れ旅行にとっては近場の旅行を直前予約で入れるのがあらゆるリスクを回避する確実な方法です。
ただし、この理論だと我が家の沖縄旅行は諦めて近場のドライブ旅行になってしまう…このチャンスを活かして行きたいのは沖縄なのに(涙)
回避方法 その2 神キャンセル料のプランで予約する
キャンセル料が直前までかからないプランもあるので、それらのプランでの予約が安心です。
その場合は前述のパッとみたキャンセル料の文言ではなく詳細をきちんと確認するのを頭に入れておこうと思います!



回避方法 その3 地域共通クーポンは事前シミュレーションして利用する
地域共通クーポンは1店舗5000円位ずつを上限に利用するのが良さそうですね。とはいえネットをみてると「旅先で使えるのホテルだけだった」という口コミもみられます。
地域共通クーポンをホテルで利用するなら「お部屋付けの支払い」ではなく「都度払い」の方がリスクが低いのではないでしょうか?
もしくはチェックアウト前の空いている時間に精算できるかをフロントに確認しておくとスムーズに会計できると思います。

紙クーポンを選べば一部コンビニでの利用も可能なので選択肢が広がりますがネットの予約サイトは電子クーポン対応のみの場合が多いようです。
飛行機を利用してGoToトラベルを楽しむなら
マイルがある場合
ANA→スカイコイン、JAL→eJALポイントとしての利用であればJALがおすすめです!
- 航空券を発券した場合の取消料
- パックツアーとして購入する場合の取消料
いずれもJALの方が条件がゆるいです。
マイルがなくても
マイルがなくても子連れ旅行のように数名分の取消料が必要になってくる場合におすすめなのはJALのダイナミックパッケージツアーです。
▼理由は以下の通りキャンセル料の算出基準!
お取り消しされる場合は、割引適用後の旅行代金が「取消料」および「変更保証金」額の算出基準となります。
出典:JALダイナミックパッケージ公式ページ
割引適用後の旅行代金を基に算出ということは前述した沖縄旅行の例だとキャンセル料は40,000円ではなく26,000円で済むということですよね⁉︎

この算出基準を採用している旅行代理店はとても少ないです。JALのマイルがなくてもJALダイナミックパッケージは利用可能なのでおすすめです!
しかもJALには片道航空券&宿泊という片道プランがあるので、復路は特典航空券を利用してお得に旅をするなど選択肢が広いです。
出典:JAL公式ページ
羽田までのJRの移動料金だけでも家族分だとそれなりの支出がある北関東陸マイラーの私には上記のプランはすごく魅力的です!
マイルがあってもなくても今回はJALのプランの方が使い勝手が良いなぁという印象を受けました。
▼JALの予約は楽天ポイントが貯まる楽天リーベイツ経由がお得です!
以上、コロナを恐れて旅行に行きたがらないドラくんのおかげで自己都合キャンセル料の心配ばかりしている陸マイラーの落とし穴回避方法についてでした。
とはいえ私が有効期限内に使わなければいけないのはANAのスカイコインなのですよね…
最後に小さなブログから声を大にして言いたい願い

▼SPGアメックスとマイルがあれば毎日がGoToトラベル状態⁉︎お得旅行を実現できます♪